楽天市場での検証を行っている本記事では、楽天市場でのお気に入り登録への誘導バナーが果たす役割に焦点を当てます。
実証データとユーザーの反応を通じて、その効果を詳細に検証しました。
小さな変更が引き起こす大きな変革、それがこの記事の焦点です。
商品ページに潜む戦略やユーザーへのアプローチを解説し、顧客の購買体験の向上に向けて新たな可能性を模索します。
対象チャネル
楽天市場
商品ジャンル
離乳食(はぐたす) / 穀物(beath365) / 健康食品(IDC) / 精肉(コウシキャンプ)
検証店舗
はぐたす楽天市場店(店舗はこちらをクリック)
beath365楽天市場店(店舗はこちらをクリック)
IDC楽天市場店(店舗はこちらをクリック)
コウシキャンプ楽天市場店(店舗はこちらをクリック)
課題
アクセス数が少なく「お気に入り登録」しているユーザーのアクセス数を増加させたい。
目的
お気に入り登録数を増加させてセール時の通知をお気に入り登録者に送ることで、購買意欲の高いユーザーの集客を行うこと
手法
以下の設置個所に「商品/店舗 のお気に入り登録」を促すバナーを設置し、お気に入り登録数への影響を設置している時期と設置していない時期にどのような違いが出るのかを検証。
・PC商品ページカート下
・PCフローティングバナー
・スマホ商品説明上部
ABテスト内容
手法に記載した箇所へお気に入り登録バナーを掲載した期間としていない期間で、店舗全体「アクセス数」と「お気に入り登録数」の推移を比較。
また、お気に入り登録数とアクセス数の相関関係を分析。
結論
お気に入り登録に遷移させるバナーを設置し効果測定を実施しましたが、短期間でお気に入り登録者の数値に影響があったかは断言することはできませんでした。
まとめ
今回お気に入り登録数を増やすために商品ページにバナーを設置して誘導する施策を打ち、お気に入り登録数の増減はあまり見られませんでした。
しかし、お気に入り登録数とアクセス数の増減は連動していることが分かり、仮説としてお気に入りに商品を登録することで、ユーザー側はタイムセールやポイント付与やクーポン配布時に通知を受け取ることができるため、購買意欲の高いユーザーの集客ができていると考えられます。
中長期な目線でお気に入り登録数を増加させる施策を組むことが重要と言えるでしょう。
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