広告はビジネスにおいて極めて重要ですが、広告の効果を正確に評価するには難しいです。
この記事では、広告費の投入の有無による売上、転換率、アクセス数の変動を検証します。広告の影響は一様ではなく、効果の評価は複雑です。
今回自社サイトでの広告費用の使用有無の分析を通じて、広告投資の効果を客観的に評価し、効果的な広告戦略の重要性を見てみましょう。
対象チャネル
D2C(自社サイト:サイトを見る)
課題
広告費用
目的
広告が与える影響はどのくらいあるのか知る
手法
【A】広告を使用した月
対象月:6月
【B】広告をまったく使用していない月
対象月:7月
効果測定
売上、アクセス数、転換率
結論
広告の使用には売上に大きな影響を与えるが、広告使用していないときの転換率に関しては広告使用時より良い。
▼広告を使用した月と比較した際の影響率
売上:269.00%
アクセス人数:799.41%
転換率:24.02%
まとめ
今回の検証結果から、広告の影響力について当たり前ではあるが、アクセスに対するインパクトは大きく、売上への影響力も大きいことが検証できた。
転換率を見た際に、広告を使用しないときは広告使用したときと比較し、4倍以上差が開く結果となった。
想定できる内容として出店して間もなく、Google検索などのオーガニック検索順位が上がっていない中で、
サイトを見つけて入ってくるユーザーは”NEO CRASY”を知っており、購入の意思が強いため、転換率が上がることが想定される。
今後、このオーガニック流入のユーザー/参照元などに着目し、検証を継続していきます。
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