【インフルエンサー施策】質より量か、量より質か!インフルエンサーの規模感が与える影響!

ネットショップ運営において集客の手段は様々なものがありますが、その中の一つに「インフルエンサー」を用いた施策があります。

インフルエンサーとは、影響や勢力、効果といった意味を持つ「influence」という英語が語源で、世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のことを指します。

この「インフルエンサー」を通じて、企業は幅広いユーザーにアプローチし、新規顧客の獲得や商品のプロモーションを強化することができます。

本記事では同予算・同商材で、「10,000~30,000フォロワー」のインフルエンサーを大量採用か、「100,000~200,000フォロワー」のインフルエンサーを少人数採用か、どちらがより良い結果になるかを検証していきます。

対象チャネル

楽天市場

商品ジャンル

ベビー

課題

・リーチ率が低い
・ENG率が低い
・保存率が低い

【用語解説】
※リーチ率:フォロワー数に対してどのくらいの割合で投稿が見られているかを表す数字。
※ENG率:フォロワー数に対して投稿に反応したユーザーの割合(ENG=いいね数+コメント数+保存数)。
※保存率:投稿を再度閲覧するために存在している保存機能が、フォロワー数に対してどのくらいの割合で実行されたのかを表す数値。
詳しくはコチラ

目的

インフルエンサー施策の効果改善

手法

■対象商材
ベビー用品

■検証項目
起用したインフルエンサーのデータを見開き、
「10,000~30,000フォロワー」のインフルエンサー少人数採用か、「100,000~200,000フォロワー」のインフルエンサーを大量採用か、どちらがより良い数値かを検証。

■テスト内容
>>>A:「10,000~30,000フォロワー」のインフルエンサーを大量採用した月
起用人数:42名
リーチ率:106.99%
ENG率:1.67%
保存率:0.35%

>>>B:「100,000~200,000フォロワー」のインフルエンサーを少人数採用した月
起用人数:10名
リーチ率:114.45%
ENG率:0.73%
保存率:0.40%

効果測定

・リーチ率

・ENG率

・保存率

結論

結果として、数値に大幅な乖離は見られなかった。

>>>「B」−「A」
・リーチ率:+ 7.46%
・ENG率:- 0.94
・保存率:+ 0.05

まとめ

今回の検証から、大幅な数値差は見られないことが分かりました。

しかし、インフルエンサーの規模によって得意不得意な分野が存在することは事実としてあります。

小規模インフルエンサーの方がユーザーの共感を生みやすいですし、大規模インフルエンサ―の方が説得力を持たせやすく拡散性にも優れています。

今一度インフルエンサー施策の目的を見直して、その目的に合った規模感のインフルエンサーをアサインすることが重要と言えるでしょう。

 

▼インフルエンサー施策についての記事はこちら

≫参考:【インフルエンサー施策】Instagram「フィード投稿」「リール投稿」どちらが効果良い?
≫参考:【インフルエンサー施策】Instagram「文字入り投稿」「文字なし投稿」どちらが効果良い?
≫参考:【インフルエンサー施策】美容系インフルエンサー起用の極意!

 

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