EC運営者の皆さん、Amazon特選タイムセールへの参加は、Amazon運営における売上拡大の絶好の機会です。
今回は特選タイムセールに参加することで、ビジネスにどのようなメリットがあるのか、そして参加方法や注意点について探っていきましょう。
Amazon特選タイムセールとは
はじめに、Amazon出品で活用できるセールは大きく4つあります。
4つのセール
・自社セール
・タイムセール(数量限定タイムセール、7日間のタイムセール、特選タイムセール)
・在庫処分セール
・プライム会員限定セール
4つのセールのうち、「タイムセール」にも「数量限定タイムセール」「7日間のタイムセール」「特選タイムセール」の3種類のタイムセールが存在し、今回解説する「特選タイムセール」とは『Amazonからの招待がないと参加できない』セールになります。
特選タイムセール参加へのメリット
特選タイムセールバッチがつく
「特選タイムセール」という目立つ赤いバッジがつきますので、ユーザーに対しての訴求効果が高まりCTRが上がります。
特選タイムセール期間中は、「せっかくなら安くなっている特選タイムセールがついているものを購入しよう」と思うユーザーも多いため、購買率がUPしやすく、注文数を増加させることが可能です。
タイムセール枠への掲載が可能
特選タイムセールに参加する対象商品は「タイムセール掲載枠」へ掲載され、ユーザーの方に見つけてもらうための窓口が広がります。
参加手数料が無料
数量限定タイムセールでは時期によって変動ますが、手数料の支払いが必要です。しかし、特選タイムセールでは参加手数料が無料のため、基本的に参加しない理由がないセールになります。
特選タイムセール参加方法
Amazonの特選タイムセールは、Amazonからタイムセールの案内が届きます。
Amazonからのタイムセール案内メールは全てのセラーに届くわけでなく、Amazonが定める条件をクリアしたセラー様に案内されるものです。
※明確な条件は公開されていませんが、一定の売上がありアカウントの評価が高いセラーが招待されやすい傾向にあります。
上記の通り、参加条件は厳しいですが、参加方法は簡単です。
参加方法は下記です。
参加方法
1. Amazonより特選タイムセールのご案内のメールが届きます。
2. ご案内のメール内に記載されている方法にて、提出シートをダウンロード
3. 提出シートの作成
4. ご案内メールに記載された申請方法に沿って提出
特選タイムセール参加の注意点
エントリーした商品がすべて参加できるとは限らない
特選タイムセールの招待が届き、エントリーが完了しても必ず通るとは限りません。
エントリーしたものの、どの商品も当選しなかったというケースも発生します。
エントリー後、Amazon側で審査が入り、審査結果は後日メールで「当選結果のご報告」として送られてきますので、当選確認ができるまでは気を抜かずに当選結果の確認をするようにしましょう。
エントリー後の価格変更は禁止
特選タイムセールの提出シートには、「販売価格」と「セール価格」の両方を入力します。
エントリー後に販売価格を変更すると、セール価格が適切に反映しないことがあります。
原材料高騰や利益率の兼ね合いから売価設定の見直しを検討されているセラー様は価格の変更がある場合は、エントリー前に変更しておきましょう。
バリエーションの組み直しは原則禁止
Amazon特選タイムセールにエントリーした後は、バリエーションの変更も禁止になっています。
エントリー後に変更するとセールへの参加ができなくなる可能性があります。
ポイントの併用は不可
特選タイムセールへの参加時、ポイント付与は併用不可となります。
そのため、販売戦略の兼ね合いでバリエーションの変更が必要な場合は、エントリー前に変更するようにして組み直しを行わないように事前に計画を立てましょう。
まとめ
特選タイムセールは参加手数料も無料でCTRや購買率に影響を与えるため、売上拡大を目指しているAmazonのセラーの皆様に是非とも参加いただきたいイベントです。
特選タイムセールに限らず、Amazonではブラックフライデーやタイムセール祭りのようなイベントに関しての記事も公開しておりますので、Amazon運営をされている事業者は是非ご覧ください。
・ブラックフライデーってホントに売れるの?に関しての記事はコチラ
・Amazonのタイムセール祭りってほんとに売れるの?に関しての記事はコチラ
マクロジでは今回の特選タイムセールのようなセール施策の考案から準備、実行はもちろん日々の店舗運営全般を一気通貫してご支援が可能です。
・Amazonを伸ばしたいが、どこをてこ入れすればいいのかわからない
・ECを伸ばしていきたいが、社内に運営のリソースがない
・セール施策だけでなく、全体戦略も相談したい
上記のようなお悩みをお持ちの店舗様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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