日本人の文化や生活は四季に深く影響を受けており、四季折々の風景や行事が日常生活に取り込まれています。そのため、季節感があるデザインを見るとワクワクする気持ちになる方は多いのではないでしょうか。そこでセールの告知をする場合にも季節感を出すほうが良いのではないかと考え、今回はインテリアジャンルのInstagramのストーリーズで、セールと季節感の関係性について検証してみました!
対象チャネル
対象店舗概要
店舗名:NEO CRASY HOME(店舗を見る)
Instagram:neocrasy.home(アカウントを見る)
課題
転換率(商品購入率)を高めるためにはそもそものアクセス母数を増やす必要がある。
目的
今回はチャネルを増やしてInstagram経由のアクセスを獲得できるように、Instagramで好まれるデザイン「トンマナ:トーン&マナー(そのお店らしさを表す)」を調査。
手法
インテリアジャンルにおけるトンマナのテスト。
ABテスト内容
A:季節感なし
・実施日時:2023年5月22日(月) 18時台
・セール内容:タイムセール15%OFF
・クリエイティブ:季節感は出さず、セールのあおりを強化したデザイン。
A:季節感あり
・実施日時:2023年6月30日(金) 10時台
・セール内容:タイムセール15%OFF
・クリエイティブ:レイアウトや文字の配置バランスなどはAと同様で、セールのあおりよりも「夏っぽさ」を強化したデザイン。
※配信時間の条件には違いがある。
効果測定
ストーリズ内に設置したリンクのクリック率。
結論
季節感を出したクリエイティブは季節感無しのクリエイティブよりもリンククリック率が2倍ほど高い結果となりました。そのためセール告知にも季節感を取り入れることは有効であることが分かりました。
A:季節感なし
・実施日時:2023年5月22日(月) 18時台
・リーチしたアカウント:248
・リンククリック数:1
・リンククリック率:0.40%
B:季節感あり
・実施日時:2023年6月30日(金) 10時台
・リーチしたアカウント:237
・リンククリック数:2
・リンククリック率:0.84%
まとめ
季節感を出すことはコミュニケーションの手段である以外にも、目を惹きつける効果があると考えられます。また、夏のデザインを強化したクリエイティブをテストした時期が6月30日で、徐々に夏の気分が高まり始める時期だったことも閲覧者のテンションに合っていたのではないでしょうか。ただ、今回は母数が少なくテスト媒体がInstagramのストーリーズであるため、引き続きあらゆる用途や告知内容で検証を継続します。
WEBからお問合せする
コンサルティング、運営代行、広告運用のサービス詳細や事例に関するお問合せはこちら