楽天市場の商品サムネイル画像は「雑穀米」の場合どんなものだとクリックされる?

楽天市場で商品を検索したとき、表示された商品一覧の中でどの商品に興味を持つか最初の決め手になるのがサムネイル画像。記載する内容、写真の雰囲気、全体の色味、カラーバリエーションがある場合はどのカラーの写真を載せるか、など「クリックしたくなるサムネイル画像」を作るうえで考えるべき要素はたくさんあります。
このように複数の要素で構成されるものだからこそ、検証を重ねながらこだわって作るべきなのです。そこで今回は、「雑穀米」の商品における「写真の雰囲気」を中心に検証を行いました。

対象チャネル

楽天市場

商材ジャンル

食品(雑穀米)

対象店舗概要

店舗名:beath365店舗を見る

課題

商品ページへのアクセス人数が少ない。

目的

アクセス人数の増加させることを目的に、サムネイル画像の良し悪しを追求する。

手法

「写真の雰囲気」を中心にサムネイルを改修する。 RPP広告で改修前と改修後のサムネイル画像を使用し、CTR(サムネイル画像のクリック率)を比較する。

※RPP広告とは:
RPPはRakuten Promotion Platform(楽天プロモーションプラットフォーム)の略称です。主に楽天市場でユーザーが検索したキーワードに連動して表示される検索連動型の広告で、キーワードに関連する適切な商品が表示されます。PCでは表示順最上位に3つの広告枠が配置され、スマートフォンでは表示順の上から5つの商品が広告枠として利用されます。広告枠の商品には[PR]の表示が付くため、広告であることはユーザーから認識できる仕組みです。ユーザーがクリックしたときのみ課金されるため、無駄なコストを抑えられる特長があります。

【今回のサムネイル画像改修の仮説】
RPP広告を使用せずに表示順が上位にある(人気がある)商品のサムネイル画像を分析し、自社のサムネイル画像に落とし込むことでCTRを高める効果があるのではないか。

【今回のサムネイル画像改修の手法】
①楽天市場で「雑穀米」を検索し、表示順が上位である商品を調査。
②①で調査した商品の、サムネイル画像で使用している写真の要素を分解。
※モチーフは何か、どういったアングルで撮影しているか、明暗のトーンなど、写真の雰囲気を作っている要素を洗い出す。
③洗い出した要素を、クリエイティブに使用する写真に落とし込んだうえで改修を行う。

ABテスト内容

A:改修後クリエイティブ/画像(左)
・実施日時:2023年12月4日(月)~12月8日(金)
※2023年12月の楽天スーパーセール期間は11日までであったが、9日以降は追加で特別割引の施策を実施したため、その影響を考えて検証期間から除外。
・クリエイティブ: 下記要素を落とし込んだ写真を使用。
「雑穀米を盛ったお茶碗」「シズル感」「濃い色味をベースにした落ち着きのあるトーン」

B:改修前クリエイティブ/画像(右)
・実施日時:下記の①②の2期間で検証。
①2023年9月4日(月)~9月11日(金)
※2023年9月の楽天スーパーセール時
②2023年6月4日(月)~6月11日(金)
※2023年6月の楽天スーパーセール時
・クリエイティブ: ブランドの雰囲気を重視した写真を使用。
ブランドの雰囲気を重視した、「白~ベージュ系のトーン」「柔らかい雰囲気」の写真。

効果測定

RPP広告のCTR(クリック率)

結論

改修後のクリエイティブのほうがCTRが高い結果になりました。※検証期間が短いため、引き続き進捗を確認します。

A:改修後クリエイティブ/画像(左)
・実施日時:2023年12月4日(月)~12月8日(金)
・CTR:5.31%
B:改修前デザイン
①2023年9月4日(月)~9月11日(金)
・CTR:1.07%
②2023年6月4日(月)~6月11日(金)
・CTR:4.57%

まとめ

今回のサムネイル画像改修の仮説通り、人気商品のサムネイル画像の要素を落とし込んだことが良い影響を与えたと考えます。今回落とし込んだ要素は「シズル感」「濃い色味をベースにした落ち着きのあるトーン」ですが、これによって「美味しそう、かつ上質で健康的である」という雰囲気を演出することが出来ました。雑穀米については、この「美味しそう、かつ上質で健康的である」という雰囲気を直感的に感じさせることが目を惹きつけるポイントなのかもしれません。
雑穀米のジャンルに限らず、今回と同じ手法でテストを行うことでCTRを上げるヒントを探ってみてはいかがでしょう。

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