プレスリリース

株式会社マクロジはEC事業が抱える店舗運営における課題を展開チャネルごとに調査

株式会社マクロジ(本社:福岡県福岡市、代表取締役 上田隆太、以下マクロジ)は、株式会社クロス・マーケティングに調査を依頼し、全国の20~69歳の男女、EC事業担当者または決裁者500人を対象に、2023年8月28日~8月29日の期間、EC事業者が抱える店舗運営における課題について調査を実施しました。

ECモールへ出店している、出店を計画されている事業者の皆様は、課題や需要についてご参考いただければ幸いです。

調査サマリー

①運営体制として、約3分の1が業務の一部または全部を外注しているという結果に

②運営における課題について、ECモールについては「売上が上がらない」「利益が残らない課題」が多く、D2Cについては「利益課題は比較的少ないが売上が上がらない」ことが上位

③今後の施策として、ECサイトや商品ページの改修が最も需要が高い

④EC未出店事業者の未出店の理由は「ノウハウがない」「資金不足」「実店舗運営に工数がとられEC店舗への出店ができない」が高い数字となった

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EC事業者の動向

出現率と店舗運営体制

本調査結果では、ECモールへの出店割合は楽天市場が全体の27.9%、次点でAmazon、Yahooがいずれも高い水準で続き、運営体制としては約3分の1(内全部委託が10.4%、一部委託が23.5%)が業務の一部または全部を外注しているという結果になりました。

展開チャネルごとの感じている課題

EC運営における課題としては、モールについては売上が上がらない、利益が残らない課題が多く、D2Cについては利益課題は比較的少ないが売上が上がらない課題が最も大きく現れました。

外注の選定

外注の選定基準については、一般的に比較基準となり得る「実績の有無」「安さ」に次いで、「アドバイスだけでなく作業まで行ってくれる」というニーズが上位にランクインしました。外注の利用状況や運営における課題からも、売上を上げるためのECにおけるノウハウだけでなく、実行するEC人材の不足も課題と感じている企業様が多いと読み解けます。

今後行いたい施策のニーズ

今後行いたい施策としてはECサイトや商品ページの改修が最も需要が高まりました。次点で新商品開発や仕入れ、また複数チャネルへの販路拡大、そして広告運用強化が続きます。マクロジの既存クライアントのニーズや外注の検討状況の結果から、ページ改修やサイトの構築の需要の高さとして、売れるノウハウに基づいた制作の重要性と自社で実施する難易度の高さ(ノウハウとリソース不足)が考えられます。EC市場においては競合が全国のエリアとなりますので、価格競争に頼るのではなく、『他社との差別化を訴求できる売れるための制作』に必要性を感じている企業様も多いのではないでしょうか。

マクロジでの差別化戦略における成功事例はこちら

EC未出店理由

今回はEC未出店の事業者様にも未出店理由の調査をしたところ、「ビジネスモデルに一致しない」という出店を予定していない理由に次ぎ、出店したいニーズはあるものの「ノウハウがない」「資金不足(初期投資とランニングコストを負担する余裕がない)」「実店舗運営に工数がとられEC店舗への出店ができない」という結果が続きました。

EC事業者様が抱える運用における課題を、展開チャネルごと、月商フェーズごとに読み解きました。課題に感じる項目や外注を検討し始めるフェーズなどは展開チャネルごとにも特徴が見られました。是非、今後の売上拡大の戦略を立てる際の参考にしていただけると幸いです。

アンケート調査概要

株式会社マクロジ 調べ
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国
調査対象 :20~69歳の男女 EC事業者対象
調査期間 :2023/08/28(月)~ 2023/08/29(火)
有効回答数 :スクリーニング: 15,784サンプル、本調査:500サンプル
調査実施 :株式会社クロス・マーケティング

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