プレスリリース

この時代だからこそ本質を磨くアナログな情報取集が求められている! ~ブランド事業部設立の想い~

全国のECモール出店企業をクライアントに持つECコンサルティング企業の株式会社マクロジは、2022年11月にブランド事業部を設立いたしました。

今回はブランド事業部の部長を兼任する赤松副社長から、設立の背景と今後の目指すビジョンについてお話しいたします。

ブランド事業部立ち上げの背景

赤松副社長: 2013年タンスのゲン株式会社入社後、WEBマーケティング、ECサイト運営を行った他、新規ECショップ立ち上げや商品開発を経験。2017年に代表上田と共に株式会社Maclogic(現株式会社マクロジ)を創業しECコンサルティング事業を開始。2018年にはSNSマーケティング事業を開始し、2019年に子会社である株式会社シンプルズを買収した。2022年時点で150社以上の顧客を持ち、EC運営、新商品開発、SNSマーケティングをサポートしている。

ーブランド事業部設立の想いを教えてください。

赤松:マクロジはコンサルティング事業をコアとしておりますので、クライアントに提案することに対して、再現性を持たせることや支援できる領域を増やすためにブランド事業部をつくりました。そのため、通常は売上を上げるためにブランドを持つ企業が多いと思いますが、弊社のブランド事業部は「ラボ‐Labo(研究所)」の意味合いが強いです。

昨今、社会的な背景や技術の進歩により、EC業界はより加速的に変化していると感じます。時事的な出来事も含めると、Web3.0時代の到来によりECの販売の仕方は「ヒト・モノ・金」それぞれにおいて大きく変化する可能性がありますし、また、トレンドのChat‐GPTのような人工知能やIoTなどの技術と組み合わせることで、より高度なサービスやアプリケーションが実現されて「誰でも簡単に情報収集できる」ようにもなりました。

しかし、クライアントが求めている事は、新しい事や物を含めて自社のリソースと掛け合わせた時にそれらをどう使うのかという「本質」であると感じます。

それぞれの企業が持つ商品の流通を拡大することや、1段階上のフェーズに成長するためにチャレンジするべきこと、その実現のためのノウハウやリソースを求めているのです。

その本質を提示するためには、外からコンサルタントとして支援している私たちの立場から一段高い視点をもって、本質を抽出して磨き上げるためのアナログな情報収集が必要であると考えます。

ですから、やったことのない新しいことをマクロジが代わりにやってみて、いっぱい失敗する、いっぱいABテストをして、提案できるレベルまでもっていくことが必要です。「失敗しても良い部署」を目指して活動しています。

ーなるほど、そのようなチャレンジ精神をもって活動しているわけですね。

クライアントファーストにかけた想い

ーブランド事業部の活動指針は何でしょうか?

赤松:売上を目的にするのであれば売りやすい商品だけ仕入れるなりブランドをつくれば良いわけですが、クライアントのための事業部ですので、以下の3つを目的に活動しております。

・コンサルティング領域のサービスの幅や質を高める
・複数のジャンルへ拡大する
・失敗事例の蓄積で血の通った戦略につなげる

コンサルティング領域のサービスの幅や質を高める

前述の通り、最終的にクライアントの売上につなげたいためクライアントに近いカテゴリのブランドから始めています。現時点では3つのブランドをローンチしており、ブランド数も取り扱う商材もどんどん広げていく予定です。現在コンサルティングの支援領域がバリューチェーン※の中でも商品企画から商品プロモーションまでとなりますが、ブランド事業部ではその先の倉庫管理や商品発送、顧客様管理まで対応しております。今まで支援できていなかった領域を増やすことや、今まで支援している領域の質を高めていく、コストカットのための提案をしていくことが我々のミッションです。

※バリューチェーンとは、原料の調達から顧客に商品が渡るまでの一連の流れを「価値の連鎖」としてとらえ、商品やサービスにどのような価値が加わっているかを明らかにするフレームワーク

複数ジャンルへ拡大する

ECにおける販売手法は1つではなく無数にあります。我々の今後の展開としては、ジャンルに囚われずに様々な販売手法を行っていく予定です。インテリア、食品、美容コスメ、定額サービス、単品通販など幅広い店舗をローンチし、モールECからクラウドファンディング、D2Cまで幅広い販売チャネルでの販売を行います。どのような企業様からお声掛け頂いても血の通ったコンサルティングができるように自社にノウハウを蓄積していきます。

失敗事例の蓄積で血の通った戦略につなげる

マクロジから排出したブランドの数をしっかり追っていくつもりです。クライアントの商品しかり、うちの商品しかり。自分たちがブランドをもって成功することが説得力につながり、机上の空論ではなく血の通った戦略を立てられると思っております。

私は前職で「タンスのゲン」というECのインテリア業界ではトップを走る企業で楽天の店長を担っておりました。退職してマクロジでさまざまなクライアントとお仕事する中で、売れている店舗では当たり前のノウハウがEC業界では知られていないことを知ったのです。EC人材が少ないことがこういうことかと実感しました。だから今後は、マクロジのサイト内でノウハウも開示していこうとしているんですよ。

自分たちがモノづくりの分野まで網羅しようと思っても限界があると思ってます。モノづくりができるのに売り方を知らない。そんなクライアントと一緒につくり上げていきたいスタンスがあります。

ブランド「NEO CRACY(ネオクレイシー)」について

ーブランドの1つ「ネオクレイシー」はどのように名づけられたのですか?

赤松:実は昔、物販の会社「CRACY(クレイシー)」をやっていて失敗した経験があります(笑)「ネオ」はギリシャ語で「復活」を意味しますので、「メイドインジャパンが市場で復活していける」そのような想いも掛け合わせて名づけました。

現在は衣食住の内、住のインテリアを扱ったブランドがローンチしております。まだ構想段階のものもありますが、食ジャンルの「ネオクレイシーフード」を展開して九州の食品を扱い、越境も視野に入れて展開することも考えてます。コロナの関係で食品ジャンルのクライアントは増えました。ECをまだやる規模ではない企業などの商品も一緒に販売して、九州の食品を全国だけでなく海外にも展開していきたいです。

売り方については「新しい売り方」、例えば、ライブコマースも試していきたいです。ただし、いろんなことにチャレンジするけれどもあくまでどの会社とも癒着しない、中立の立場で提案していきます。

ーいろんな可能性が広がって今後が楽しみですね。

クライアントへメッセージ


ー最後にクライアントの皆様にメッセージをお願いします。

赤松:我々は、本当に良いサービスを紹介していきたいと思ってます。そのためには使ってみないとわからないので、研究して紹介していきたい、ブランドによってどのシステムが良いかまで解像度を上げて納得感ある形で提案したいです。

やってみたいことは全部率先して実行してから提案できるようにする事業なので、今月来月の目先の売り上げを上げることも一生懸命ですが、1年後、2年後のクライアントの皆様がどうなっているのかビジョンまで支援できるような企業に我々はならないとだめだと思っております。

現在、マクロジはそれが実現できる機能に投資をしている状況ですので、「マクロジとつながっていると成長していく」「中長期的にやりたいことをやっていけるんだ」と思ってどんどんご依頼ください。一緒につくり上げていきましょう。

会社・サービス概要

「マクロ(大きな)なことをロジカル(論理的)に考える」をモットーに。

ネット事業に関して考えることがかなり多く、何を優先すべきかわからなくなる中で
最短距離を走れるようにコンサルティング、運営代行をしております。

マクロジは創業の2017年より楽天市場やYahoo!ショッピング、AmazonなどのECモールから自社ECサイトまであらゆる運用体制のネットショップに対し、販売戦略立案から実行までをサポートしてきました。約250社を超えるEC事業者の支援実績があり、当社のECモール運用ノウハウを提供することで売上及び利益改善を実現しております。

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