楽天広告の費用対効果が上がらない…
店舗を出店して集客のためにRPPを使っているけど費用対効果が上がらない… そんなお悩みを抱えている店舗様はたくさんいらっしゃるかと思います!
RPPやクーポンアドバンス、楽天市場広告を始めとして楽天市場には様々な広告があり集客、売上拡大のためには費用対効果を上げながら運用していくことがとても重要ですが、そのためには「効果測定」をどれだけ適切に行うことが出来るかに全てがかかっているといっても過言ではありません。
楽天市場広告のパフォーマンスレポート活用方法!
パフォーマンスレポート上手に活用できていますか?
楽天では広告の効果測定を行うためにRMSから利用できる優れたレポートであるパフォーマンレポートが無料提供されています!!
実際の画面で見方を解説していきますので手順に沿って効果測定を行っていきましょう。
①RMSからパフォーマンスレポートの画面に入る
パフォーマンスレポートは検索で閲覧、ダウンロードしての閲覧が可能です。
見るべきデータを絞り込みましょう!
広告運用で獲得したいターゲット、注力したい商品によって見るべきデータを絞り込み必要な項目だけを見ていきましょう。
①顧客種類
・新規を獲得したい:新規に絞り込み
・リピート商材の効果が知りたい:既存で絞り込み
②コンバージョン種類
12時間(クリック後12時間以内のコンバージョン):低単価の商品など短期間で購入決定する商品はこちら
720時間(クリック後720時間以内のコンバージョン):高額商材などじっくり検討して購入する商品はこちら
まずは顧客種類、コンバージョン種類の2つで分けて考えるのがおすすめです。
特に確認すべき項目はこちら!
パフォーマンスレポートを様々な項目があって何から見れば良いか分からなくなりますがまずは広告運用において重要な指標である下記の3つの項目に絞って見ていきましょう!
①ROAS
投資した広告費用の回収率=売上実績÷広告実績額
売上に対する費用対効果を示す指標のためまずはここから見ていくことから始めましょう。
店舗の客単価、目標とする粗利率によって目標ROASは異なりますので適切なROASを設定したうえで効果測定を行っていきましょう。
※目標ROASの設定方法について
目標ROASについては下記の計算式で設定することが一般的です。
店舗によって適切な目標ROASを設定したうえで広告の運用を行っていきましょう!
【ROASの目標値】
目標ROAS=平均客単価÷粗利×100(%)
【ROASの目標値の例】
平均客単価:10,000円
平均原価:5,000円
粗利の30%を広告費、残り70%を利益にしたい場合
目標ROAS:666.66%=10,000÷1,500
②CTR(クリック率)
広告が表示されたうちクリックされた割合=クリック数÷表示回数
広告の対象商品がクリックされているかどうかを示す指標です。
一般的な広告運用においては1%以上が目安とされています。
③CVR(転換率)
クリックされたうち購入された割合=売上件数÷クリック数
クリックされた商品が購入されているかどうかを示す指標です。
2~3%以上を目標として改善を行っていきましょう!
上記の指標はRPPに限らずクーポンアドバンス、楽天市場広告でもまずチェックすべき指標となるので広告を運用する場合はまずチェックするようにしましょう。
パフォーマンスレポートをチェックして広告効果改善を行いましょう!
パフォーマンスレポートをチェックするタイミングとしては
・お買い物マラソン、スーパーSALEなどのイベント前後
・5と0のつく日の前後
・週明け(日曜日に売れるジャンルは特に)
・毎月末日(ワンダフルデーの前日)
などがおすすめです。
重要指標は必ずチェックを行い改善を行っていきましょう。
またパフォーマンスレポートで効果測定を行う場合は全体パフォーマンスレポートで主要指標を確認したうえで商品別のパフォーマンスレポートを確認し改善を行っていくフローが効率的です。
【ROASが低い場合】
商品別パフォーマンスレポートをダウンロードしROASが悪い商品を抽出し
・除外商品への登録
・商品CPCの調整
を行っていきましょう。
【CTRが低い場合】
CTRが低い要因と改善方法としては
・商品画像が魅力的に見えない
→画像の改修
・商品名が検索ワードに合っていない
→SEOによる商品名の見直し
・競合商品との価格差が大きい
→価格の見直し、セールの実施
・レビュー件数が少ない
→レビュー強化施策の実施
など複数の要因が考えられるため自店舗と競合店舗の商品を比較して改善を行っていきましょう。
【CVRが低い場合】
・商品ページでの訴求が不十分
→商品ページの改修
・配送面で競合に負けている
→あす楽等の配送面での優位性の確保
・カラー、サイズの在庫切れによる機会損失
→在庫の補充
・競合商品との価格差が大きい
→価格の見直し、セールの実施
・レビュー件数の不足
→レビュー強化施策
などこちらも複数の要因が考えられるため自店舗と競合店舗の商品を比較したうえでユーザー目線に立ち返り自分が買いたいと思える商品になっているかを考えて改善を行っていきましょう。
まとめ
パフォーマンスレポートを活用してポイントを抑えた効果測定を行うことで広告の費用対効果を改善することで利益をしっかり確保しながら集客、売上の最大化を進めていきましょう!楽天市場にはたくさんの種類の広告があり、広告選定や効果改善を適切に行うのはとても難しいです。マクロジでは今までのサポート実績や店長経験をもとに店舗様の広告改善を行っております。
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