楽天市場でのオンラインショッピングにおいて、商品の購買決定に最も影響を与えるのは何でしょうか？
皆さんはネットショップで商品を購入する際に「レビュー」を見て購入することはありませんか？
・商品は満足するか他の購入者の声を知りたい
・実際の購入者の声を幅広く聞いて購入を決めたい
などの消費者心理が働き購入の後押しをする大変重要な要素となりうるレビュー件数が、
この記事では、実際の転換率（商品を見た人が購入する割合）の数値をもとに分析し、
楽天市場におけるレビュー件数と転換率の関係性に焦点を当て、その影響を徹底的に検証して重要性を解き明かします。
一歩先を行くために、これから明らかになるデータと洞察をお楽しみに。
対象チャネル
楽天市場
課題
レビュー件数が少ないことで商品の購入材料が少ない。
結果、転換率が低く商品が売れにくい状況ができてしまっている。
目的
転換率を向上させる
手法
レビュー数別で転換率にどのような影響があるのか検証。
■検証項目
レビュー件数100件単位での転換率を比較。
レビュー件数別の転換率の算出を行い、レビュー件数別の転換率がどのような数値の差が発生するのかを検証。
■テスト内容
・～100件：転換率
・101～200件：転換率
・201～300件：転換率
・301～400件：転換率
・401～500件：転換率
効果測定
転換率
結論
レビュー件数100件単位での結論を出すのは難しいが、レビュー件数が増加することにより、転換率が向上した結果となった。
・～100件：3.17%
・101～200件：7.74%
・201～300件：5.22%
・301～400件：10.01%
・401～500件：6.19%
まとめ
今回の検証により、レビュー件数が蓄積されることで店舗全体の転換率が向上することが分かりました。
商材によって転換率に変動はあるものの、店舗全体で転換率を上げるために重要な施策と言えるでしょう。
そのため、出店したばかりで販売実績（レビューや販売件数）が少ない店舗は、積極的にレビュー施策を行い商品や店舗のレビュー件数が増加することで、転換率の向上に期待できます。
中長期で考えると「タイムセール（直値引き）をしなくても売れる状況」を作るためにもレビューを蓄積することが有効である可能性が高いと考えられます。
今回の検証をもとにレビュー施策を積極的に実施していきましょう。
▼レビュー件数を増加させる施策をまとめた記事はこちら
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»商品：22種野菜パウダー
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