【今さら聞けない】リピーター獲得には欠かせないECサイトにおけるリターゲティングの効果とは?

こんにちは!
ECサイトを運営して、アクセスは多くなってきているが購入者が少なく売上に伸び悩んでいる・・・。
そんなお悩みを抱えている方が多くいらっしゃると思います。
今回はECサイトでは欠かせない、費用対効果の高いリターゲティングについて解説いたします。

1. リターゲティングとは

リターゲティングとは

昨日見たサイトの広告が今日表示されていることが皆さんもご経験があるかと思います。
リターゲティングとは、一度ウェブサイトやアプリを訪れたユーザーに対して、広告を表示する広告配信手法です。
ユーザーの興味関心を再び引き付け、行動への誘導を促します。

リターゲティングの目的

ウェブサイトやアプリの訪問者に対して、再度アプローチしてコンバージョンを促進することです。
初回訪問時に興味を持ったが行動に移さなかったユーザーに対して、再度興味を喚起し、行動に結び付けます。

2. リターゲティングの仕組み

トラッキング技術の活用

リターゲティングでは、リターゲティングタグを埋めてクッキーなどのトラッキング技術を活用して、ユーザーの行動履歴や興味関心を記録します。
これにより、ユーザーがウェブサイトやアプリ内で行った活動を追跡し、それに基づいて広告を再表示します。
※クッキー・・・WEBサイトを閲覧したときに、訪問者が訪れたサイトや入力したデータ、利用環境などの情報が記録されたファイル(仕組み)

ちなみにここ数年で個人情報保護の観点からCookieに保存されるデータはiPhoneなどのデバイスでは1日で消えるようになっており、2日以上経過したユーザーにリマケ広告を配信することが想定されていないため、各広告媒体独自の方法でリターゲティングができるようになっています。

広告配信プロセス

トラッキングされたユーザーデータはGoogleなどの広告プラットフォームに送信され、その情報を元にリターゲティング広告が配信されます。
ユーザーが他のウェブサイトやアプリを閲覧するタイミングで広告表示がされていきます。

3. リターゲティングができる広告

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ内の広告スペースに画像やテキストで表示される広告です。
リターゲティングでは、ユーザーの興味関心に応じてディスプレイ広告を再表示します。
主な媒体としてGoogleやYahoo!があり、その他多くの媒体が存在します。
ディスプレイ広告でのリターゲティングの配信面はニュースメディアなどのディスプレイの広告枠です。

SNS広告

SNS広告は、ソーシャルメディアプラットフォーム上で配信される広告です。
自社のWEBサイトに訪問した履歴のあるユーザーにInstagramやTwitterなどのソーシャルメディアで広告を配信していきます。
配信面は前述したSNS内の広告枠になります。

動画広告

動画広告は、YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームで視聴される広告です。
リターゲティングによって、特定のユーザーに対して関連性の高い動画広告を再表示することができます。

4. なぜリターゲティングが必要なのか

離脱率の改善

約90%のユーザーがウェブサイトやアプリを訪れた後、即座に離脱するといわれております。
みなさんもご経験があると思いますが、ウェブサイトに訪れて「今じゃない」や見ている途中に用事を思い出して、サイトを閉じることがあると思います。
この現象が離脱といわれるものになります。
この離脱したユーザーに対してリターゲティングを使用することで、広告を再表示し、訪問履歴のあるユーザーをサイトに誘導することができます。

コンバージョン率の向上

リターゲティングは、興味を持っているユーザーに対して再度広告を提示するため、コンバージョン率の向上につながります。
ユーザーが再度サイトに訪れ、購買や登録などの行動を取る可能性が高まります。
サイト未訪問のユーザーに広告を出すよりも、一度来訪履歴のあるユーザーに広告を出す方が必然的に効果はよくなっていきます

5. リターゲティングのメリット

高いコンバージョン率

リターゲティング広告は、興味を持っている既存のユーザーに再度アプローチするため、一般的に高いコンバージョン率を実現します。

広告の効果的な配信

リターゲティングは、ユーザーの行動履歴や興味関心に基づいて広告を配信するため、ターゲットユーザーに適切な広告を効果的に届けることができます。

6. リターゲティングでの注意点

プライバシーへの配慮

リターゲティング広告では、ユーザーのプライバシーに十分な配慮が必要です。ユーザーの個人情報を適切に管理し、プライバシーを尊重することが重要です。

過剰な広告表示の回避

過度なリターゲティング広告はユーザーにとって迷惑になる可能性があります。適切な広告の頻度と表示方法を管理し、ユーザーエクスペリエンスを損なわないように注意する必要があります。

7. リターゲティングの運用方法

ターゲティングの設定

リターゲティング広告の効果を最大化するためには、適切なターゲティングの設定が重要です。行動履歴や興味関心に基づいて、ターゲットユーザーを正確に特定しましょう。

広告クリエイティブの最適化

リターゲティング広告のクリエイティブは、ユーザーの興味を引き付ける必要があります。魅力的な広告コンテンツを作成し、定期的に最適化してください。
これらの要素を考慮して、リターゲティングキャンペーンを計画し、運用することで、効果的なマーケティング戦略を展開することができます。

まとめ

マクロジでは上記のポイントを取り入れて常にユーザーの動向を解析し、最新の手法を使った戦略をご提案しています。
・今のECサイトでは売上が上がっていない
・どこを改善すればよいのか分からない
・サイトを刷新したいが社内にデザイナーがいない
上記のようなお悩みをお持ちの店舗様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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