【使わなきゃ損】Amazonストアページ作成の手順と、EC担当者が知っておくべきメリット

商品ページが主役になりがちなAmazonにおいて、意外と知られていないのが「Amazonストア」の重要性。
Amazonストアはただの回遊施策じゃありません! 商品を並べるだけなんてもったいない!
Amazonストアの作成方法、作る事のメリットについてお伝えします。
メリットをしっかり理解して作成し、ブランディング、売上アップに繋げましょう!

目次

Amazonストアとは

「Amazonストア」とは自社ブランドや商品を、カスタムページを通して紹介できる機能の事です。
作成に際し追加費用は一切かかりません。無料で利用・作成が可能です。

商品ページは全出品者共通であるため、掲載出来る内容での差別化は限度があります。
A+やブランドストーリーなど、商品ページ上でもブランディング出来るコンテンツはありますが、使用できるパーツやモジュールが決まっており、自由度は高いとは言えません。

しかし、Amazonストアは独自で作成する事が出来る為、自社ブランド・製品について、自分たちのやりたい形でユーザーにアピールすることが出来ます!
自社ブランド・製品をもっと知ってもらう為にも、ストアはしっかり作っていきましょう!

Amazonストアの利用条件

Amazonストアの利用には大きく2つの条件があります。

①大口出品であること

Amazonのアカウントには「大口出品」「小口出品」の2パターンの出品方法があります。
Amazonストアを利用できるのは「大口出品」を行っている出品者のみです。

「大口出品は月額費用がかかるし…」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、「大口出品」にはメリットがたくさんあるため、「小口出品」で出品されている方はぜひ切り替えを検討してみてください。

②ブランド登録をしている事

「Amazonブランド登録」とは「Amazonにおけるブランドの保護をサポート」するものです。
自社独自のブランドなら登録必須!と言ってもいいほどブランド登録にはメリットが多く、ストアページ以外にもさまざまなサービスが利用可能となるため、登録をしておくことをおすすめします。

Amazonストア作成のメリット

1.ブランディングの強化

Amazonストア最大のメリットはやはり「ストアページを通したブランディングが出来る」事にあります!
当然Amazonのルールを守ったうえで…ではありますが、自社ブランドのコンセプトに合わせたページや、やりたいアピール・推したい商品を前面に押し出したページの作成が可能です。

2.ユーザー動向の分析が可能

ストアページを作成すると「インサイト」という分析が使用可能になります。
商品ページだけでは確認できない動向を分析する事が可能です。

具体的には
・日別の訪問者数
・日別の閲覧数
・ストアページ経由の売上金額
・ストアページ経由の売上件数
・売上:ストア訪問者の最後の訪問から14日以内に発生した合計売上の推計
・トラフィック参照元
を数値やグラフなどのデータで確認できます。

新商品や売りたい商品をアピールすべきか、それともブランドのこだわりから触れるべきか、分析を活用しながらPDCAを回していきましょう。

3.外部広告とスポンサーブランド広告の強化

Amazonストアを作成するとスポンサーブランド広告が使用可能になり、ストア内のLPが4ページ以上になればブランドとLPにスポットを当てたスポンサーブランド広告も使用可能になります!
しかも、ストア作成のメリットはAmazonの中だけに留まらず、Amazon外で配信している広告の遷移先に設定が可能なのです!
GoogleやYahooは勿論、InstagramやFacebook広告の出稿時に活用できます。
Amazon外からもユーザーを獲得したいと考えている出品者の方は、ぜひ掲載を検討してください。

4.簡単に作成・編集が可能

出来上がっているストアページを見ると「こんな手の込んだページ作れない…!」と思ってしまいがちですが、Amazonストアの作成においてはHTMLの知識や、コーディングなどの難しい作業は一切必要ありません。
カスタム可能なテンプレートがあるので、形式に沿ってパーツを配置・画像や動画をセット、テキストを設置する事で作成できます。
テンプレートや設置できるパーツは複数ある為、自社ブランドや訴求したい内容に合わせて選ぶ事が可能です。

Amazonストアの作成方法

Amazonストアの利用条件とメリットを理解したら次は作成に移りましょう!

1.メインメニューから「ストア」>「Amazonストア」をクリック


2.ブランド名の横にある「ストアを作成」をクリック


3.ブランド表示名を入力

4.ロゴを設定し、一番下にある「次へ」をクリック

5.「ページのメタ説明文」ボックスに、ページコンテンツの概要を入力

作成中のページやブランドについての説明文等を入れると良いでしょう。

6.テンプレートを選んで「ページの作成」をクリックする

詳しい使い方・作り方が分からない場合は空白以外のテンプレートを使用して試しに作ってみましょう。

7.テンプレートに配置されたコンテンツを編集するか、新しいコンテンツを追加する

セクションを使えば小さな画像を8枚設置する等の使い方も可能です。

8.完成したら「審査に提出」をクリック

Amazonで審査が完了したらページが掲載されます!

AmazonストアURL確認方法

メインメニューから「ストア」>「Amazonストア」をクリック
ブランド名の下に表示されているURLをコピーするだけです!
外部広告に設定する時等に活用してください。

公式ページの案内もあわせてご確認ください。
https://advertising.amazon.com/ja-jp/solutions/products/stores

まとめ

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商品が主役になりがちなAmazonでは、Amazonストアの重要性・メリットが軽視されがちで、中には「ストアページを見に来るユーザーは少ないだろうし、ストアは回遊対策に使う場所で良い」という認識の方もいらっしゃいます。
簡単に作る事ができて、ブランディング出来て、広告の強化にも繋がる。こんな素敵な機能を「商品一覧」だけにしてしまうのは勿体ないです!
時間をかけてでもしっかり作り込みましょう。
マクロジでは今回のAmazonストアのようなページ構成のご提案から準備、作成はもちろん日々の店舗運営全般を一気通貫してご支援が可能です。

・Amazonを伸ばしたいが、どこにテコ入れすればいいのかわからない
・ECを伸ばしていきたいが、社内に運営のリソースがない
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上記のようなお悩みをお持ちの店舗様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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