【徹底解説】実は奥が深い楽天スーパーSALEサーチ!登録方法やメリット・デメリット

3の倍数月(3月、6月、9月、12月)の年4回で開催される楽天スーパーSALE!CMなどで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

スーパーSALEでの目玉イベント、『スーパーSALE割引』『スーパーSALE半額』への掲載を行うと効率よく売上UPが可能です!

申請から商品の設定方法、注意点等まで徹底解説!ポイントを抑えれば、不安な審査が楽々通過できるので、楽天に出店の方はブックマークをおすすめします!

楽天スーパーSALEサーチとは

商品の値引き(10%以上)を行い申請することで掲載できる、スーパーSALE限定の検索エンジンがスーパーSALEサーチです。サーチには『スーパーSALE割引』と『スーパーSALE半額』の2種類あり、それぞれ割引率によって掲載が振り分けされます。

『スーパーSALE割引』通常価格から10~49%OFFの値引き率
『スーパーSALE半額』通常価格から50%OFF以上の値引き率

割引商品しか掲載されないので、通常の検索ではなかなか上位に表示できない…という店舗様は是非チャレンジしてみてください!

STOP:思わぬ落とし穴もあるので、最後までご覧ください!

申請すべき店舗と商品とは

非常に魅力的な楽天イベントの中核を担う、楽天スーパーSALEですが、メリットだけではない!メリットがあればデメリットもある!
ということで、サーチに申請をおこなう前にここだけは把握しておきたいポイントを解説!

メリット

【POINT1】アクセス数UP
先ほどもお話しした通り、大々的にCMなどで公開されるため多くのお客様が認知し、集まりやすくなります。ほとんどのお客様は、お得にお買い物をおこないたいと考えており、特設ページへのアクセスが集中します。
そこで目に止まるのが、『スーパーSALE割引』『スーパーSALE半額』の特集で、特に『スーパーSALE半額』には、全ユーザーのうち約80%の方が閲覧します。よって、大幅なアクセス人数UPが見込めます。

【POINT2】検索画面でのクリック率(CTR)UP
審査に通過し、掲載が可能になった割引商品には、『スーパーSALE割引』『スーパーSALE半額』のアイコンが自動で付きます。通常の検索などで、検索された際にもアイコンが付いていれば目が引かれますよね!お客様の目を引き付け、商品をクリックしてもらうことで、アクセス人数UPが見込めます。

【POINT3】転換率(CVR)UP
スーパーSALEはCMでも謳っている値引き商品が魅力となり、お得にお買い物がしたい!というお客様が集まるイベントです。スーパーSALEサーチに掲載することでお買い物かごの価格表示が2重価格表記になります。その他スーパーSALE割引商品というアイコンがつくなど、ページ内でもお得感が出るためクーポンでの値引き等よりも転換率が上がりやすいのが特徴です。

デメリット

【POINT1】
必ず割引をおこなう必要があり、10%OFF以上の値引き率が必要となります。9.9 %OFF以下の値引き率では審査に通りません。なので、短い期間での利益を考慮すると、商品単体ではマイナスになる可能性があります。
しかし、多くのお客様はお店を魅力的に感じてくれたり、商品を再度購入したいと思ってくれたりとリピートしてくれる可能性を秘めており、尚且つレビューを書いてくださることで、通常販売時での購入率UP等、次に繋げられる部分が大きいので、目的をもって活用しましょう。

【POINT2】
販売実績の確保と通常販売価格での実績が必要。楽天の審査に通過するためには厳守しなければならないルールが存在します。その中でも審査に通過しない理由の多くが、販売実績の確保と通常価格での実績が足りない事です。詳しくは次の項目で解説しますが、サーチに出したい商品がいつから販売されていて、決められた期間中に通常価格で販売していたのかが審査されるということです。

引用:楽天市場店舗運営NAVI(https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000044517)

【POINT3】
SEO対策は必須!通常検索とは違い、運用型広告(RPP)が無い為、幅広いお客様層の検索キーワードで商品をヒットさせる必要があります。事前準備の段階で、景表法や薬機法を厳守した、キーワードを商品名、キャッチコピー等に記載しましょう。

一時的なマイナスでも多くのお客様に認知してもらい、しっかりとした下準備ができる商品があり、楽天審査の対策ができれば、是非一度試してみてはいかがでしょうか!
※売れ過ぎることで在庫以上の注文が入る場合もありますので、在庫コントロールは注意しましょう!

申請手順と申請方法

【STEP1】商品登録と販売開始

先ほどお話しした通り、適切な期間での販売実績と通常価格での実績が必要になります。新規登録商品をサーチに申請したい場合やずっと倉庫に眠っている商品を申請したい場合は、事前に実績確保を行いましょう。

・販売実績:楽天スーパーSALE開始から4週間前の期間中
・通常価格での実績:販売実績期間中の中で2週間
※楽天スーパーSALE開始から見て2週間前の期間は個別での販促はしないようにしましょう。

例)3月4日に楽天スーパーSALEが開催される場合
2月4日までに商品登録を行う。この時に倉庫設定を『販売中』にしましょう。この段階で商品情報が確定していなければ、サーチ表示設定を『非表示』に設定し、購入されない状態でも大丈夫!価格だけでも確定させ、登録しましょう!

【STEP2】サーチの申請

前月の中旬頃にRMS上で『イベント申請』の項目が追加されます。こちらで、申請をするのですが、どの商品を出すかが決まってない状態でも問題ございません。この時点では全商品のサーチ申請の登録をおすすめします。理由としては、申請自体は無料で出来る為と、商品の選定に時間がかかる可能性がある為と、急遽サーチに出せる商品が出ても対応が出来る為です。


引用:楽天市場店舗運営NAVI(https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000044479)

【STEP3】商品情報の設定

楽天スーパーSALEの約1週間前までに商品を審査してもらう必要がありますので、それまでに値引きの設定等の商品情報を設定しましょう。

・販売価格:通常時の価格から10%OFF以上の割引価格を設定
・表示価格:二重価格文言で選択した価格を設定
・二重価格文言:通常価格orメーカー小売希望価格での設定が一般的
※メーカー小売希望価格での設定は注意◆よくあるミスに注意点を掲載
・販売期間設定:楽天スーパーSALE期間内で設定
※その他商品情報は通常時の販売と同様に販売できる形で設定しましょう。


引用:楽天市場店舗運営NAVI(https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000044503)

【STEP4】審査

審査に関しては、申請商品を楽天側が都度確認をするので、『審査をお願いします』等の依頼は必要ありません。
審査項目に関しては、大きく分けて『一次審査』と『二次審査』で実施されます。

『一次審査』:販売価格、表示価格、二重価格文言、販売期間
『一次審査』では、通常時からの値引き価格や期間といった設定が重要視されます。
『二次審査』:販売実績、通常価格での実績等の内部情報
『二次審査』では、二重価格文言での適切な状態かが重要視されます。

例)二重価格文言がメーカー小売希望価格で設定している場合、必ずエビデンス情報が適切な場所に適切な表記で掲載が必要。

審査には期限があります。土日祝の関係でその年により変わる可能性がありますので、十分に確認して対応しましょう。
例)3月4日に楽天スーパーSALEが開催される場合2月25日が最終審査日となります。

RMS上の審査状況を確認し、修正期間を含めると最終審査日の2営業前に一度設定をおこない、翌日に審査状況を確認、修正点を洗い出し修正し、最終審査に通す形をおすすめします。

引用:楽天市場店舗運営NAVI(https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000044481)

【STEP5】楽天スーパーSALE開始

審査結果を元にサーチに通過した商品と、通過できなかった商品の対応をしましょう。通過した商品に関しては、そのまま開始までお待ちいただく必要があります。なので、楽天スーパーSALE開始まで販売されない状態になります。その間の対策を練りましょう。通過できなかった商品に関しては、サーチとは別で販促訴求を実施しましょう。

あとは、楽天スーパーSALEの売り上げを楽しみにお待ちください!!

サーチ申請までのスケジュール

楽天で公開されているスケージュール表を掲載します。

例)2022年3月開催時

引用:楽天市場店舗運営NAVI(https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000038023)

◆申請手順と申請方法でお伝えした内容をいつまでに何をしなければならないのかを把握しておけば、簡単にサーチに申請が出来ます!

事前準備と注意点

①スケジュールの把握をしましょう!

商品登録からスーパーSALE開始迄の一連の流れを事前に把握する。

②商品の選定をしておきましょう!

サーチに出したい商品を事前に選定しておき、その商品がサーチに申請出来るのかを見ておきましょう。

③二重価格文言に合わせて、準備しておかなければならない内容を把握しましょう!

二重価格文言よって対応方法が変わるので、事前に必要なものの設定をしておきましょう。

④在庫のコントロールが出来るようにしておきましょう!

売れ過ぎに注意しておかなければならないので、事前にスーパーSALEで売りたい在庫数を設定しておきましょう。

⑤ミスが起きやすい内容を把握しておきましょう!

初めて実施する方は、事前にミスが起きた事例を見ておきましょう。RMSの店舗運営NAVIで確認が可能です。

よくあるミス

①販売期間設定の間違い

②二重価格表記の条件を満たしていない

③コピーページを使用した申請


引用:楽天市場店舗運営NAVI(https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000045047)

まとめ

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
サーチに関して、まとめさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?ポイントを抑えて、実践する際にご活用頂ければと思いますが、今回の内容ではお伝えできない部分もまだまだございます。奥が深い楽天スーパーSALEですので、もう少し詳しく聞きたい!や、ここの内容がいまいちわからない!などございましたら、是非マクロジまでお問合せ下さい!楽天市場における楽天スーパーSALEでは、年に4回の実績を作るチャンスがあります。是非活用し、売り上げ拡大をしましょう!

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