ECサイトの運営者にとって、回遊リンクはUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上と商品のアクセスを高める重要な要素となっています。
この回遊リンクを設置することで、検索等で流入してきたお客様が関連ページ、商品やお得な情報を店舗のページ内で簡単に見つけやすくなります。
本記事では、回遊リンクの設置の重要性をメインになぜアクセス向上するのか解説します。
また、効果的な設置個所についてもご紹介したいと思いますので、ぜひ貴社のページ構成の参考にしてください。
対象チャネル
楽天市場
課題
店舗全体のアクセス数が少ない
目的
回遊リンクを設置し店舗全体のアクセス数を向上させるため
(上記に合わせて回遊リンクの重要性を知り、どこに回遊リンクを設置すれば良いか知るため)
手法
弊社で運営代行を行った店舗、自社ブランドを運用した際の事例、実績に基づいて説明します。
効果測定
今回ご説明する内容を実施し、下記2点の項目を確認してください。
・店舗全体のアクセス数
・店舗滞在時間
結論
今回は楽天市場での場合でご説明します。
楽天市場でのアクセスはPC(パソコン)が3割、SP(スマートフォン)が7割というアクセス比率となっています。
そのため、回遊リンクを設置する箇所で優先なのはSPになります。
回遊リンクを設置する箇所の優先順位も踏まえて、まとめたものが下記になります。
▼設置個所
SP:共通バナー
SP:商品説明文
SP:トップ
PC:ヘッダー(orスライダー)
PC:商品説明文下部、お買い物かご下
PC:フローティング
PC:トップページ
まとめ
回遊リンクを設置するべき箇所の優先順位は「結論」で記載した通りではありますが、場所によって回遊リンクの内容は変える必要があります。
例えば、合わせ買いしやすい商品の場合、合わせ買いできる商品ページの「SP:商品説明文」「PC:商品説明文下部」に設置した方が良いです。
「PC:ヘッダー」であれば、売れ筋商品や季節の特集(カテゴリー)バナーなどを入れておいた方がお客様にそのお店で売れている商品ということを認知させることができますし、季節に合わせて店舗の雰囲気、ラインナップを変えることはお客様がまた見たいと思える利点にもなります。
そのため、設置する箇所によって回遊リンクの内容を使い分け設置しましょう。
▼楽天だけでなくECサイトにおいての回遊性を上げる方法についての記事はこちら
» ECサイトの回遊性を上げる4つの方法|改善方法・事例から見るECサイトの伸ばし方
WEBからお問合せする
コンサルティング、運営代行、広告運用のサービス詳細や事例に関するお問合せはこちら