楽天市場で成功する秘策は、ウェブサイトのアクセスを増やすことにあります。
今回はSEO(Search Engine Optimization)対策を行い、サイト流入を増加させるためのコツをご紹介します。
今や楽天市場では売上向上に欠かせないSEO対策。この記事では、そのエッセンスを余すところなくお伝えします。
楽天市場は競争が激化しており、旧来のSEO戦術だけでは通用しません。 最新のSEOトレンドに即して、検索エンジンのアルゴリズムにマッチする戦略が必要です。
キーワードの使い方やリンク戦略など、効果的なテクニックを一挙紹介。
競合他社に差をつけ、楽天市場での成功を手に入れましょう。
楽天市場でブランドの知名度を高め、売上を伸ばすためには、SEOに通じた戦略が必須。
この記事で、実践的なSEO対策を習得し、ウェブサイトへのアクセスを急増させる方法を学びましょう。
対象チャネル
楽天市場
課題
入り口商品がなく、「離乳食」というビックワードでの流入が少ないことで、購買意欲の高いユーザーの集客ができていない
目的
・検索流入増加
・ブランド知名度UP
手法
■検証項目
・店舗のセールバナーのリンク先を「楽天サーチ」の検索結果にしたリンクにする
・ビックワード検索時にブランド名が表示されたら、流入数の計測と流入キーワードでの転換率を効果測定
ABテスト内容
A:SEO対策を「商品名・キャッチコピー・商品説明」の部分のみ対応
検証の条件
└施策:タイムセール
└反映期間:9月1日~9月11日
B:SEO対策を「商品名・キャッチコピー・商品説明」に加えセールバナーのリンク先を「楽天サーチ」の検索画面に設定
検証の条件
└施策:タイムセール
└反映期間:9月18日~10月20日
楽天サーチURLはこちら
効果測定
・リンク先変更からビックワードサジェストに指定キーワードの表示までにどのくらい時間がかかるのか
・ビックワードサジェストに指定キーワードの表示がされてからどのくらいの流入があったのか
・ビックワードサジェストから流入したユーザーの転換率
結論
自社店舗にベースアクセスがある状態でバナーリンクのクリックがされると、早い段階でビックワードサジェストに掲載されることが分かりました。
さらにその恩恵は大きく、今まで流入していなかったアクセスが大幅に増加し、転換率も高い「質の高いユーザー」の囲い込みができました。
ビックワード+ブランド名(店舗名)での検索時に他社製品などが検索表示されない店舗は積極的に実施した方がよいでしょう。
■取り組み概要
・リンク先変更:9月4日
・ビックワードサジェスト表示確認:9月19日
▼アクセス
・9/17~23:641(楽天サーチ)
├97(離乳食)
└22(離乳食 はぐたす)
・9/24~30:543(楽天サーチ)
├106(離乳食)
└47(離乳食 はぐたす)
・10/1~7:503(楽天サーチ)
├68(離乳食)
└68(離乳食 はぐたす)
・10/8~15:592(楽天サーチ)
├69(離乳食)
└52(離乳食 はぐたす)
▼転換率(「離乳食 はぐたす」の検索キーワードからの流入)
・9月
├アクセス数:69
├購入件数:13
└転換率:18.8%
・10月(効果測定中)
まとめ
今回の検証により、従来流入することができなかったアクセスを大幅に集客することができ、購買意欲の高いユーザーの囲い込みができました。
楽天市場の流入の約7割は楽天サーチ(検索)からの流入と言われています。
ビックワードサジェストに掲載される店舗名やブランド名が表示されていることにより流入数や転換にも強力なインパクトを与えることでしょう。
検索対策を細かく見直して広告以外の流入を増加させ、店舗売上にインパクトを出せるようにしましょう。
WEBからお問合せする
コンサルティング、運営代行、広告運用のサービス詳細や事例に関するお問合せはこちら