ネットショップ運営において集客の手段は様々なものがありますが、その中の一つに「インフルエンサー」を用いた施策があります。
インフルエンサーとは、影響や勢力、効果といった意味を持つ「influence」という英語が語源で、世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のことを指します。
特にInstagram、TwitterといったSNSなど、インターネットの消費者発信型メディア(CGM)での情報発信によって、ユーザーに大きな影響を与える人物を指して使うことが多いです。
この「インフルエンサー」を通じて、企業は幅広いユーザーにアプローチし、新規顧客の獲得や商品のプロモーションを強化することができます。
本記事では、「Instagram」にてインフルエンサーを起用するにあたり「フィード投稿」か「リール投稿」どちらを依頼すればよりよい結果が出るのかという点を検証していきます!
対象チャネル
楽天市場
対象ジャンル
インテリア
課題
アクセス人数が少ない
目的
アクセス人数の増加
手法
■検証項目
起用したインフルエンサーのデータを見開き、「フィード投稿」と「リール投稿」どちらがより良い数値かを検証。
■テスト内容
>>>9月配信分
・リール投稿
リーチ率:59.01%
ENG率:2.84%
保存率:0.09%
・フィード投稿
リーチ率:46.36%
ENG率:1.35%
保存率:0.26%
>>>10月配信分
・リール投稿
リーチ率:130.22%
ENG率:3.64%
保存率:0.28%
・フィード投稿
リーチ率:61.94%
ENG率:0.89%
保存率:0.22%
【用語解説】
※リーチ率:フォロワー数に対してどのくらいの割合で投稿が見られているかを表す数字。
※ENG率:フォロワー数に対して投稿に反応したユーザーの割合(ENG=いいね数+コメント数+保存数)。
※保存率:投稿を再度閲覧するために存在している保存機能が、フォロワー数に対してどのくらいの割合で実行されたのかを表す数値。
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効果測定
・リーチ率
・ENG率
・保存率
結論
大幅な数値差で「リール投稿」が上回る結果となりました。
ほとんどの数値において基本的にはフィード投稿以上の数値となっています。
・リーチ率
・ENG率
・保存率
まとめ
今回の検証から、基本的に「リール投稿」の方が優れた数値を出せることが分かりました。
動画の方が伝えられる情報が多いことは明らかなので妥当な結果になったともいえます。
しかしジャンルや商材によりどちらがいいのかは変わる部分であるため、引き続き様々なジャンルや投稿形態で効果検証をしていきます。
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