楽天市場広告、RPP広告、クーポンアドバンス、リターゲティング、CPA広告など、種類が多すぎて何を使えば、どのように運用すればいいのかわからない・・・といった楽天EC担当者の方々も多いはずです。今回の記事では、RPP広告の最大化の部分をピックアップしてご紹介してきたいと思います。
なかなかうまく集客できない方、効果が伸びないと悩んでいる方、RPP広告使用したことない方はぜひご覧ください。
楽天RPP広告とは?用語やパフォーマンスレポートの見方
結論から申し上げると、「検索連動型広告」のことです。
検索画面に表示され、クリックされるごとに費用が掛かる広告になります。
現在楽天内のアクセスは約8割が検索からの流入になります。
そこに対して、アクセスの増加に直結する広告になりますので、広告を使用したことない方でもおすすめです!
RPP運用にあたり、主な用語の説明
■CPC:クリック単価
■ROAS:売上と広告の費用対効果
→広告経由売上/広告費×100
■CPA:1件売上を作るのにかかったコスト
→広告実績額/売上件数
■パフォーマンスレポート:楽天内のRPPデータを確認できるレポート
パフォーマンスレポートの確認方法
目的別RPP運用方法について解説!
RPPを使用するにあたって、目的は1つではないはずです。店舗それぞれにそれぞれに悩みがあり、様々な効果を期待しています。今回は主な目的となる2つをピックアップしお話していきます。
アクセス少ないからアクセス集めてデータをとりたい
そもそもアクセスが少ないと、データをとることが出来ません。
「この商品はどのくらいの売上を作ることが出来るのか。」
「転換率はどのくらいなのか。」
この様な商品(特に新商品)に対しては、とにかくアクセスを集めることが大事になると思います。
そこでまず稼働を目的とした運用方法のご紹介をさせていただきます。
主な運用フロー
①稼働させたい商品の登録
②CPCの登録(まずは30円~50円の登録がおすすめです。)
③キーワード設定
④効果測定
キーポイント
今回はアクセスを集めることが目的の為、費用対効果よりもクリック数の上下を重視してください。
目的が果たされてない場合は下記にて、対応していきPDCAを回していきましょう。
クリックがされない場合は、商品CPC、キーワードCPCを上げる、もしくは設定キーワードを増やしましょう。
RPP運用しているがROASが上がらない
RPPはもう運用しているが、どうしてもROASが上がらず困っているという方いらっしゃると思います。
最適化に向けた運用方法の紹介をさせていただきます。
主な運用フロー
①商品別、キーワード別レポートを確認
②実績額が異常に多く売り上げが立っていない商品の撤去
③もしくはCPCを下げ、様子を見る
キーポイント
今回はRPP広告最適化が目的の為、費用対効果を重視してください。
目的が果たされてない場合は下記にて、対応していきPDCAを回していきましょう。
・クリックがされない場合→商品CPC、キーワードCPCを上げるor設定キーワードを増やす。
ROASの目標値設定のやり方
ROASを運用の目的に設定し、目標値を決めていきます。
ROASが500%を目標にした場合、広告に利用した額の5倍の売上を広告経由にて出すということです。
商品の粗利率を考慮し、広告に利用できる金額を設定していきましょう。あまりに現実離れした目標を設定することは得策ではありません。
現実味があるROASの目標設定を行っていきましょう。
例)
・ROAS500%の場合は、広告費率は20%
・ROAS300%の場合は、広告費率は33%
粗利率や固定等を加味したうえで目標ROASを設定し、運用していくことをお勧めいたします。
まとめ
今回ご紹介させていただいた内容や改善策は、実際の運営のごく一部になります。まず、RPPでROASを最大化するためには、ご理解いただいてる通り楽天RPPの本質を理解する必要があります。そして、そのための重要となるポイントは、「運用するにあたっての根拠あるロジック」になります。RPPの運用方法は決して1つではございません。その店舗にあった運用方法というものがございます。もっと具体的な内容は店舗全体を分析した結果の運用方法となりますので、このブログでのお伝えは控えさせて頂きますが、弊社のクライアント様の多くがRPPのROAS改善を実現しております。
是非、このブログを読んで下さっているあなたも、RPPのROAS改善を実施したい場合は、弊社へお気軽にお問い合わせ下さい!
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