WEB広告において広告クリエイティブは成果を大きく分ける重要なポイントとなります。
広告配信を行う上で、「何を基準にクリエイティブを作るのかが分からない」や「広告の効果を高めるには?」などのお悩みが多いのではないでしょうか?
本記事では、異なる広告画像を配信して「クリック数」や「CPC(1クリックにかかる費用)」や「CTR(広告表示した人にクリックされる割合)」に及ぼす効果を分析し、効果的な広告作成のポイントをまとめます。
実際の広告クリエイティブ事例をもとに紹介するため、広告担当者の方には必見の内容となっていますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
対象チャネル
自社サイト
商品ジャンル
寝具(マットレス)
課題
・高価格で高機能なマットレス市場への新規参入の為、指名検索や広告経由のアクセス数が必要不可欠
・広告流入獲得の為にコストパフォーマンスの良い集客を行う必要がある
・見込み顧客に繋げる必要がある為、潜在的ニーズを抱えるユーザーへの広告配信を行う必要がある
目的
・広告をクリックしてもらい自社製品を認知してもらう
・興味を持ってもらい、検索エンジンやSNSで指名検索してもらいたい
手法
ABテスト内容
A:布団乾燥機プレゼントを強調し、「商品名」って実際どうなの?と比較検討フェーズのユーザーに対してのアプローチ
B:「疲れが取れていますか?」と呼びかけフレーズを入れた、初めて広告を見たユーザーに対してのアプローチ
■対象商品概要
・商品:マットレス
・価格:70,000~150,000円
├シングル:70,000円
├セミダブル:85,000円
├ダブル:100,000円
├クイーン:130,000円
└キング:150,000円
効果測定
A:布団乾燥機プレゼントを強調し、「商品名」って実際どうなの?と比較検討フェーズのユーザーに対してのアプローチ
├クリック数:119
├CPC:226
└CTR:1.54%
B:「疲れが取れていますか?」と呼びかけフレーズを入れた、初めて広告を見たユーザーに対してのアプローチ
├クリック数:96
├CPC:270
└CTR:1.54%
結論
両クリエイティブ大きな差は出ませんでした。
まとめ
今回の検証で新たなタッチポイントとして広告表示したユーザーと既にタッチポイントのあるユーザー別に2つの訴求でクリエイティブテストを実施しましたが、CTRに変化がありませんでした。
クリック数やCPCにも大きな変化がないことから、クリエイティブは両パターン良いクリエイティブで訴求ポイントも配信ターゲットに適切な訴求だったと言えます。
今後同じターゲット層に対してのアプローチを行いABテストを実施して、どのような訴求ポイントがフェーズ別のユーザーに刺さるのかを検証していく必要があります。
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